≪嶺北観光イメージソング≫星降る川

星降る川

作詞：矢野絢子

作曲：矢野絢子

「もうまあしたら雪降るろうき、ようようぬくうしちょきなさい」

ばあちゃん猫と舟こぎゆう 台所からえい匂い

僕はペダル踏み込んで 君へ手紙出しに行く

今年の夏はどっさりと雨が降ったきね

父ちゃん毎日田んぼで空とにらめっこ

僕らあが暮らしゆう 小さな町に寄り添った

川にゃ星が降るがやき 幾千万の星の夢

変わらんもんと変わるもん めぐる春夏秋冬と

同じようで戻れない それが僕はこわくて

毎日ペダル踏み込んで 丘の天辺で

大きな声で呼ぶけんど 山は知らん顔

君が暮らしゆう 大きな町はどんなとこ

どんな夢を見るがやろ 幾千万の人の夢

山愛に煌めく 流れと共に

変わらない思いが 今もここにある

目閉じたって聴こえるよ 僕らの町 星降る音

どうかどうか届くよに そっと祈り続ける

いつか君の手をとって 連れてゆこう星降る川

終わらぬ夢追うよに 今夜も川は流れる

「もうまあしたら雪降るろうき、ようようぬくうしちょきなさい」

幾千万の祈り抱いて 今夜も川は流れる